所有車遍歴(4.Honda FIT Hybrid Sパッケージ(GP5))

今までの車の遍歴。

 

4.Honda FIT Hybrid Sパッケージ(GP5)

 

【参考URL】Wikipedia

【所有】2014 - 2021

 

  

【選定】

妻が小さめの運転したいということで、乗り換える必要があったのが発端。

妻が実家で2代目FITを運転した経験があること、また、ディーラーが自宅から比較的近くにあることも後押し。

他のメーカーにも、良いコンパクトカーは数あるだろうけど、試乗できる数や時間が限られること、ひいきにしているメーカーの1つであるので、キリのいいところで手を打った次第である。

 

自分としては当初、大変不本意な気持ちであったが、一切運転せずに否定するものもよろしく無い。

固定概念や今まで乗ってきたタイプに拘る事に対して、一歩引くことにした。

 

車を選定するタイミングで、北海道にてFIT Hybridを3日間連続で運転できる機会に恵まれ、札幌から各地を経由して宗谷岬までを往復した。

車長が短く、1.5Lという、自分としては今まで経験したことのない小排気量のエンジン。

どこまで行けるか興味津々で運転してみた結果、10年前に運転し、ネガティブな印象しか残っていなかった1.5L車とは全然違った。

ハイブリッドのモーターのアシストも効いて、普段使いで充分な加速性能と、燃費性能だった。

 

かなりの大きさのキャリーケースも荷室にすっぽり飲み込まれたし、ロードバイクも畳めば入るだろうと思った。(購入後実際に試したが、ギリギリ入った)

 

直進安定性はさすがに過去に乗ってきた車には敵わなかったが、

フラフラでどうしようもないわけでは無かったし、高速道路やオロロン街道もまあまあ快適に通過できた。

この安定性の度合いに耐えられないわけではなく、年何回高速道路に乗るかもわからないくらいなので、このマイナス要素が致命的で、買うのを躊躇するということにはならなかった。

 

3代目FITの発売当初から、ハイブリッドモデルに載っているミッション=DCTに興味があった。

また、自分の意思でギアチェンジができる仕組みも欲しかったため、グレード・タイプは、パドルシフトが付いているHybrid Sパッケージをチョイス。

 

【お別れ】

これからは、一人で運転を楽しむより、家族をどこかに連れて行く役目がますます増える。

このため、先進安全装備である、アダプティブクルーズコントロール&レーンキープアシスト、両方を合わせたトラフィックジャムアシストを装備した車に乗り換えたかった。

(Honda SENSING が付く前のモデルに乗っていた。仮に付いていたとしても、最低速度30km/hまでしか追従しない。)

 

中古車として、まともな値が付くであろう、最後のタイミングとなる購入後7年目、3回目の車検のタイミングに近くなってきたので、手放すことにした。

 

【コメント】

この車で、初めてハイブリッド、コンパクトカーというサイズの車を経験した。

運転席の前、ボンネットあたりのボリュームが最小限に抑えられているため、取り回しがものすごく楽。

近所への買い物、高速道路込みの遠出を両方こなせる、最低ラインの車かなと思う。

センタータンクレイアウトも相まって、後部座席の広さも良く、複数人での移動も快適だったかと思う。

(俺自身は、運転席か助手席を利用したことしかほとんどないが、、、)

 

ATには無いDCTによるダイレクトな加速、ハイブリッドモーターのアシストが入り、あっさり高速道路での巡航スピードまで持っていくことが可能。

昔の1.5Lの車では無かった、車格に似つかわしく無い加速性能がなかなか良かった。

デメリットである発進時のギクシャク感は、何度かのリコールである程度改善されたか。

 

暖房を利用すると、極端に燃費が落ちる。

ハイブリッドでもあるし、シートヒーターが装備されていると、もっと良かった。

 

この車で、渋滞追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、両方の機能が付いていたら、手放すのは踏みとどまったと思う。

 

FITの話じゃないけど、カーナビにサイバーナビを入れていた。

前評判通り、やっぱり良かったわ。

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2017.05.24_箱根